東京話し方教室主催第9回スピーチ・コンテスト結果発表
●最優秀賞:田中さん<もっと謙虚になりたい>
●  優秀賞:三宅さん<緊張感を楽しみたい>
●   優秀賞:竹井さん<勇気をもって話をしたらいい反応があって自信がもてた>
●準優秀賞:井上さん<気持ちイイかい?>
 
色々な意味合いにおいて意外性の連続でした。
スピーチ・コンテスト、として言わせていただくなら、あれ程「一つのエピソードに絞って」と口を酸っぱくして申し上げていたにもかかわらずそういうお話をしてくださった方が余りに少なかった、な の に ・・・どういう訳だろう?私はほとんど満足させられ聞き入らせてもらいましたよ(T_T)(^_^)
ビックリだ。
今でもやっぱり具体的な一つの体験談で迫るべきだと、それが、最も人を惹き付けると信じて疑わないけど、それでも、今回の皆さんの話は妙に?説得力があり、何よりも、教室で学んでよかった、と感じられた、その気持ちが伝わってきた。。。
私は聞いていて、本心、嬉しかったです。
聞きながら何度も『ありがとう』って言いたくなった。
だから、私にとっては非常に満足度の高いコンテストでした。
見事な花束も、・・・あんな素敵なことがコンテスト会場で起こるなんて信じがたくて、、大袈裟かもしれないけど夢のようでした(T_T)
「アルカディアが毎回素晴らしくなっていく」
ってよく言われますが、それは、皆さんの演出がそうさせていくのですね(T_T)m(_ _)m
 
●最優秀賞:田中さん<もっと謙虚になりたい>
一番最初10月生として田中さんにお目にかかった日のことを今でも鮮明に覚えています。
ああ、場慣れした人だな、と。
そして驕った人だ、と。
こういう人は上手そうに聞こえるけど(声は当初からよかったですよ)(顔もいいって?(^_^)?)実は中身の感じられない散漫な内容だし、3位入賞はこういう人って無理なのよねm(_ _)mと思いました。
そして最初の日の飲み会で、まあ、自慢するわ、自慢するわ、で、本当に・・・こういう人と一体どうやって3ヶ月つきあっていくものか、私の一番苦手なタイプと思ったのも憶えています。
ところが。
少なくとも授業に対する態度が、ある意味、最も真剣だった方のお一人ではなかったでしょうか。
30分しか出られないのにわざわざちゃんと出席なさるのですよ(T_T)
それも1度や2度でなく。
アルカディアも前半全部も出られない、これから羽田だ、とおっしゃってトラベルバッグでいらしたこともありました。
私にとってそれがどんなに力強い支えとなるものか。
それだけでも私はだんだん田中さんのことが好きに(*^_^*)なってきましたが、でも、それだけじゃないの。
話すことが好きになってきた話だとか、してくださるの。
その内、今回のスピーチでも何度も名前を出していた「朝子ちゃん」と仲良くなっていかれたのも、「謙虚になりたい」と思われた一つの大きな契機ではなかったかな、と感じました。
 
長くなって恐縮ですが、2月生の方から質問を受けました。
「田中さんが<この教室にはすごい人が多い>とおっしゃってた、それはどういう意味か」と。
学歴や地位やそういうことですか?と訊かれたので・・・そりゃ、小さい教室で歴史もないのにそういう意味でもスゴイ人は確かにいる(っていうか余りに多数いらっしゃるので・・・特に1月生の方は会社経営者が多かったですね。学校でいえば東大、京大、早稲田、慶応・・とどのクラスにも一人前後いるっていうのがやっぱりすごい?)(私的に「すごい!」の典型と思えるのは22歳頃既に人を使って25歳頃会社立ち上げ今29歳?で60人程使っている中卒の(すっごい自信だぁ・・・)小山クンだわ!彼はものすごい!!!)けど、、、でも、田中さんが2度だか3度だか名前を出した朝子ちゃんのことは田中さんはきっと心から『すごい!』と感じられた一人でしょう、でも、朝ちゃんは多分特別に高名な学校の出でもないかもしれないし、会社はしっかりした所のようだけど言いふらす程の所ではないかもしれない、でも、朝ちゃんが赤面症を何とか克服しようと地道に受講を繰り返すけなげな姿をご覧になりながら、率直に『すごい』と感じられたのではなかったかと私は思っています。
努力しようとしている人はやっぱりすごい。
魅力に溢れ、触発される。
自分は自分だ、と信じるに足る自分を見出すには実は謙虚であることが何よりも大事なことだと・・・って言うより、単に仲良くなりたかっただけみたいだけど(^_^)そういう人と仲良くなろうと思ったら少しでも好かれないとダメだと、<人>に惹かれて気がつかない内に変わろうとしている自分に気づく、そういうことは、この教室の宝の一つだと信じます。
(そもそも、「自分から先に挨拶する」こと自体がとりもなおさず「謙虚になる」ことな訳ですが)
(他の修了生ですが、この人もえらくよくなっちゃって?皆から「変わった」って言われるって。
彼女も曰く
「この教室って、すごいいい人が多いじゃないですか?だから、だんだん、感染ってきちゃうんですよね」)
 
だめだ、長くなりすぎm(_ _)m
もう一つ田中さんの素晴らしい点は、真剣に人に伝えようという気持ちを持たれているところでしょう。
自分を知ってもらおうという真摯な言葉は、そうなんですよ、実のところ、全受講生中、もしかしたら、最も上位にある程、影響力をお持ちで、素質的には訴える力は特段に高いものをお持ちだと思われます。
 
再受講してくださり、クラスにも毎回と言いたい程見学者(部下のみならず客まで?!)をお連れくださり、今日の見学の孝男さんも4月受講予定でいらっしゃり、田中さんって受講生の鏡だわ!鏡!(^_^)!
 
このクラスには、毎回非常にレベルの高いいい話をなさる方がいて私はその方が最優秀とるものとばかり思っていましたm(_ _)m
でも、田中さんのお名前をお呼び申し上げ賞状をお渡しする時は本当に感極まりました(T_T)
心から受賞をお祝い申し上げます。
私、自分のことのように嬉しかったです(*^_^*)
 
●優秀賞:三宅さん<緊張感を楽しみたい>
三宅さんのお話には以下のような感想が早速送られてきていましたよ。
 
今日の1月生のスピーチの中で三宅さんをはじめ
数人の方が「緊張するのが楽しみになった」と話していたのは
これからスピーチをする上で自分を変えるきっかけになるかもしれないと
思いました。
 
この教室のバックボーンの一つは「人間関係」ですが、もう一つ、同様に重大にとらえ、取り組んでいるのが言うまでもないことですが、「スピーチ」です。
それにどれだけ真剣に取り組んでいるか、それだから、あんないい場所を毎月借りてスピーチコンテストを開催させていただいているのです。
高いお金を払っていい会場をお取りしている理由は、皆さんに<緊張してもらいたい>から、です。
 
緊張する理由は人それぞれですが大勢の人前で、というのはその理由のトップに挙げられるでしょう。
その意味では、私はもっと多くの人で会場を埋め尽くしたい。
でも、ある程度以上の人が集まれば一人一人にスピーチしてもらうこと自体が無理な相談となってしまいますから、今位がちょうどいいとは言えるのかもしれません。
でも、人は人数だけに緊張するものでなく、例えば会場が高級感漂わせた場所であると、それだけで緊張するものです(なので、服装もできるだけフォーマルなものにしていただきたいのは、その理由からです。
皆が普段着であるなら、場所も普段の教室を大きくしただけで全く用を足す訳ですから。人数も緊張に影響を与えますが同時に服装の醸し出す雰囲気も充分緊張に影響を与えます。綺麗な着物姿の女性の前では男性群、アガりますでしょ?)((ただ、服装の件は単純ではないので後日再び・・・))
 
恐怖を緩和させる唯一の方法はその恐怖をもう一度味わってみること。
ゼロに近づけるには、その恐怖を何度も繰り返し体験してみること。
緊張感も同じです。
緩和させるには、それを何度も味わうしかないのです。
 
そうやって緩和されていった緊張感は、実にある時点で<楽しめるもの>に変わってくる。
緊張し過ぎていたらそれを味わう余裕などないでしょうが。
 
XX・三宅=S・M。
三宅さんは運動の後の筋肉痛も大好きで、あの痛みがなかったら運動したという意味(楽しみ)が薄れるそうです(^_^)
スピーチの際の緊張感を楽しむのと発想が少し似ているような気もします。
準備にも触れられ終わった後の達成感にも話を発展させてくださり、積極的・肯定的なお話は論理的でもあり、うん、うん、と頷きながら聞かれた方は多かったことでしょう。
 
●優秀賞:竹井さん<勇気をもって話をしたらいい反応があって自信がもてた>
竹井さんは、壇上に上がられた時点でいつもに増していい表情でしたのでアレっと思ってはいたのですが、導入部分から勢いのある精気の感じられるすがすがしい話し振りでしたよね。
授業中、時々、肯定もしないけど否定もしないようなちょっと距離をおくような感じを受けることがあったような気もしていただけに、今日のように全てを肯定的に受け止めてくれていたことを知ることは、それ自体「喜び」でした(T_T)
どんなに嬉しかったか知れません、ぐっときました(T_T)
クラスのことを肯定的に話していらっしゃったのも大変に好感が持てました。
 
実は竹井さんはクラスで特別に目立ったスピーチを今までなさっていた訳ではありません。
でも、今日は、前に立った時からちょっとしたオーラに近い元気を醸し出すような気を感じましたが、それが「肯定する力」なのかもしれませんね。
1のものを否定するだけで1の力を要する。
それでやっとゼロ。
そこからもう一度1の力を出し切らないと元の1のレベルまで戻れない。
でも、肯定する方は1のものを肯定して既に2。
そこからもう一度1の力を出し切ったら、あるいは4まで行きそうな。
余程の余程のことがあれば、それは、否定するしかないけど、世の中に物事は数限りなく存在しその内の肯定すべきものを先ず肯定してしまってから否定するものに目を向けてもいいはずですよね、順番としては。
私事で恐縮ですが、話し方教室に入る前、どうして率先して否定や批判ばかりしていたのか不思議でなりません、あんな非生産的なこと。
肯定してみて2や4や8や16ばかりが目についてくるとそっちを伸ばしたくなって、小さなつまらないことをわざわざ声を大にして否定する面白みに欠けてくるような。
そっか。
2や4や8や・・・そういった成長の盛んな様子を雨後の竹の子と呼ぶのでしたよね。
そして今日の竹井クンはそうよ、すがすがしかった、竹を割ったようなすがすがしさが感じられた(^_^)
 
●準優秀賞:井上さん<気持ちいいかい?>
井上さんのお話と三宅さんのお話は共通点がありましたね。
緊張感を<楽しむ>先には<気持ちいい>世界が待ち受けていることでしょう。
 
これでおわかりでしょう?
如何に私が今回大きな過ちを犯してしまったか。
岡田さんのスピーチの際、落としてしまった花束をどう処理すべきだったか、論を待たない、とはこのことです。
岡田さんがおっしゃいましたよね
「どんなに失敗したとしても最後一人で話すのを楽しみにしてた」
私はそのお言葉を伺った時、取り返しのつかない最悪の失敗だった、と深く悟りました。
岡田さんは一度きり合同講義ではお休みなさいましたが2つも会社を経営なさりながら後はパーフェクトに出席され模擬披露宴の祝辞も100回だか練習され、常に真剣に取り組まれていました。
その最後の晴れの舞台、それは、<一人>が舞台に立つ場、それ以外、あり得ない。
 
誰の世界観においても<私が中心>であり<私が一番、あんたが2番>のはずです。
誰しも自己の利益を最優先し、言うまでもないことですが<私が一番正しい>。
<私が一番>を具現化してくれるのが、実際<スピーチの場>なのですよね、たった3分だけれど。
それは、たった一人であるから極度に緊張するものの、たった一人だから、それが、快感なのですよね。
気持ちいいかい?って、そう、それは、気持ちいいのですよ、確かに。
東京話し方教室は気持ちいい会です(^_^)
 
井上さんのスピーチ、構成的には前半の生まれながらの滑舌(この漢字を調べるのに2時間以上かかった!)の悪さに関する部分がちょっと長かったようですね。
<気持ちいい>にやっと後半で入られましたが、そこが最も言いたかった訳ですから全体の2/3は割く気持ちでよかったように感じました。
皆さんに共通して言えることですが、前置きが長い。
お話される間(かん)の気持ちよさを
「こうやって<聞かれて>いる訳ですし、こうやって・・・<見られ>ている訳ですよね」
などとご自分の今の状況を具体例として出されるのも一つの方法だったかもしれません。
今、この時間は誰も口の挟めない、私だけの特権的な時間である。
一人の人から話を聞いてもらうだけでも嬉しいのにこんなに多くの人が・・・・。
実は、一人の人からもろくすっぽ話を聞いてもらう機会にさえ恵まれない現実の生活と比べることでコントラストをはっきりさせ、説得感を増す方法もあったでしょうか。
あと、ね、井上さん。「という部分で・・・」が多い。3−4回言ってるm(_ _)m
 
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講評の途中に自分の平素の意見も入れさせていただきましたので、すみません、いつものより長いですかね?
本当に申し訳ないですm(_ _)m
 
講評を見事にこなされました川口さんにも一言だけm(_ _)m
気づかれましたか?
彼女の講評、しっかりしていましたでしょう?
彼女なら任せられると思い、思った通りの結果に満足しました。
しかし、ですね。
何でーーー?松井先輩がいらっしゃらないから、とか、言うわけーーー?!?
あの場では、やはり、来なかった人はどんなに尊い?人でもちょっとは「バカヤロー(小さい声で)」な訳ですよ、そうじゃありません?
振るのなら、この場にいる人に(^_^)
そして。
ご両親からも「変わった、明るくなった」と言われる佳子さん、しかし、もっともっと自信をもって話していい。
素晴らしい内容に、話し振りというか自信が追いつかない(^_^)(T_T)
あと5倍位、自信満々で話して構わないから「もっと傲慢になって(^_^)」
 
桜並木がずっと続いていてその手前に皆さんが何十人もたたずんでいる。
いまだに信じられないような光景です。
桜の薄紅色の花のもと、私も淡いピンクのチューリップやスイートピーやバラやこぼれるような西洋紫陽花のブーケを手にしている。
人は大半の場合人によってしか幸せにならない、人によって半分以上のケースは、幸せになる。けどそれ=幸せを花が彩ることはありますね。
素晴らしい人達と美しい花達に囲まれた第9回スピーチ・コンテストでした。
こうして書いていて今しも胸に迫ってきます。
本当にありがとう。
 

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