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東京話し方教室より、10月26日第4回スピーチコンテスト(8月生秋葉原教室+6・7月生)の結果を発表させていただきます。
 
最優秀賞:鈴木さん
優秀賞:鈴木さん
準優秀賞:肥田さん
 
今回は、私事で恐縮ですが、、、個人的に非常に満足度の高いコンテストとなってくれました。
理由の一つは、会が満席で、しかも滞りなく進行してくれたからです、会自体としてよかった(^_^)
修了式の進行、結果発表、賞状授与と、前回モタついてしまって悔やんでも悔やみきれなかった自分のミスが今回にしてやっと払拭されたように見えました。
これじゃあ、まるで、ホンモノのちゃんとした「会」だ、と思ってしまった程(T_T)(^_^)でした。
あれって、どこに出しても恥ずかしくないとまでは言えないにしても、完成度としては相当に高かったと。
 
それは、言うまでもなく、皆さん、一人一人のスピーチの完成度の高さ、でもありました。
また、高校生から中高年層まで、構成員の幅の広さも加わって。
 
会として保たれるべき適度な緊張感が終始備わってい、リラックスできる笑いもあり、そして感動もありました。
「大成功でしたね」
と受講生の方から言っていただいき、見学の方からも、その場で
「入ります」
と申し込み用紙を書いて渡されました。
最後に課題となる点も書かせていただきますが、まさに皆さんお一人お一人の尊い協力のもとに、このような素晴らしい共有の場のもてましたことに、まずは、御礼申し上げたいと思います。
 
●鈴木さんの「気難しい男程褒めて伸ばそう」
実は、このスピーチは・・・3ヶ月目の最初に課題として出される「褒めてみて」で英之さんが教室でなさったものが母体となっています。
皆さん、一度、話したものを練り直す、というのは、やっておいでですか?
 
授業中、ウケたもの、評価の高かったものは、その時点で既に完成度が高かったのです。
一つのテーマに更に絞り込み、構成をもう一度見直してみてください。
この部分は不要ではなかったか。
逆にここは前後の対比を鮮やかにする為にもっと詳細な描写を加えるべき。
気持ちを掘り下げる、等々。
どうしたらあの時の自分の得た感情の動き=感動を人に伝えることができるのか、しかも、3分で。
難しいけど、やりがいのある作業で、普段、如何にアタマを使っていなかったか思い知らされますよね(^_^)(スピーチを考えていると、普段、何も考えずに暮らしてたことがわかった、と話していた受講生の方もおいででした(^_^)
 
一度、ウケても、他の場でやったら全くウケなかった、ということもあり得るのが「話」の面白いところでもあり難しいところでもあります。
笑いの「間」というのは、非常に微妙だと言うことですね。
英之さんの場合、8割程度同じ内容でありながら、授業中より更に笑いをとられました。
褒める前、褒めてからの鮮やかなコントラスト、情景の思い浮かぶような会話、2分50秒という時間の点でも申し分なかった、と言えるでしょう。
大変結構でした。
(練りに練って、逆に話が複雑になり焦点のぼやける話(第一に、第二に・・というヤツ)より、たった一つのことをズバっと話してくださった方が大抵は成功するようです。英之さんの場合、短時間に考えられたけれども焦点の定まった話を、もう一度、練り直したところに勝因があったと言えるでしょうか)
 
●鈴木さんの「度胸で変わる」
今までの中で一番表情が明るく、(発音はもともと明瞭でしたが)声も大きく、スピーチの内容そのものよりも顔つきや声の張りにびっくりしました。
余程練習なさったので表情や声にその自信が表れた、ということでしょうか。
確かに「度胸」がつき、「変わった」と私は感じましたよ。
ハンサムな整ったお顔立ちが、ますます素敵でした(^_^)
内容的にはもう少し具体的に話していただけるともっとよかったと思います。
スピーチに比べると飛び込み営業?なんてちょろい??とご自分のがんばられた場面か実際にあげられた成績を数字で出すことはできませんでしたか?
でも、同僚が
「お前ががんばってるから俺もがんばる」
のようなことを言ってくださったのですものね。
ご自分の変化が他者をも変えるきっかけになられた程、その変化の度合いが大きかったものでしょう。
大変頼もしくお話を聞かせていただきました。
これから、もっともっと変わっていかれ、大きく羽ばたかれるのでしょうね。
これからが楽しみです。
 
●肥田さんの「母に最後のありがとうが言えなかった」
成果発表として「教室で学んで得たもの」というよりはお母様に対する思いを述べられました。
どんどん痩せていかれるお母様に対し、元気づけてあげる言葉しか言ってあげられなかった、それを後悔されている、とのことでしたが、お忙しいご自分の時間をなるべくお母様に向けられたのですよね。
肥田さんは、受講中、模擬結婚披露宴の出席者を少しでも増やそうと長期欠席者全員にメールを送信されました。
その内の一人から私のところにもメールが来、今通院中(対人恐怖症の治療中)なのでどうしても教室には通えないけど申し訳なく思ってる、というような内容でした。
わざわざ私の所にもメールが来るくらい、丁寧な心のこもった内容を書かれたということが理解され、結果、私は他クラスに8月生の結婚披露宴に出席してあげてほしいと呼びかけたのでした、ちょっと感動したのですね。
そして、コンテストの終了した日、まだ、おっしゃるの
「こういう「いいこと」は最後までやらないとわからないから又メールを送ってみようと思います」
って。
ご自分のことより、他人のことをついつい考えられる、本当にいい方なのだな、と、私よりも?出席率に心を砕いてくださることに感動しました。
そのような素晴らしい肥田さんをお母様は心から誇りに思われていたと思います。
 
●今回のコンテストが終了し、ある受講生からこんなことを聞きました。
「アイ・コンタクトが全員にされているか、とか、姿勢だとか、そんなことよりも、じーんと聞かせてくれた西田さんと幸子ちゃんのスピーチに、あと、肥田さんのスピーチに票を入れました。
思いが切々と伝わってきて本当に共感できました」と。
 
私は、西田さんが最優秀賞かちょっとそれには及ばないかな、位に予想していました。
実際に、模擬結婚披露宴で彼女の行ったスピーチは涙がこみ上げて来そうな位に感動的で、皆に私は
「西田さんのようにスピーチしてくださいね」
とわざわざ言った程でした。
それにしては、今回のは物足りない、と思ったものでした。
しかし。
果たして話というのは・・・。
 
話題を一つに絞り、具体的に、説得力ある構成で、全員を見渡し、いい姿勢で・・・そのように私のやってもらいたいようにやってくださることをどこかで強要していたような気がしてなりませんでした。。。
確かにその方がより影響力のある話振りだったかもしれないし、それを目指すのは正しいとしても、こうして、最後までとにかくやり遂げてくださり、何かを、残せる何かを掴んでくださった、そのこと自体に大きな拍手を送りたいと思います。
最後の結果のためにやってきた3ヶ月ではなく、自分自身の成長のため、仲間を得るためにやってきた3ヶ月であったと思います。
最後の結果は最後についてきたものではあったでしょうが。
 
あがらないで堂々と話せる。
もちろん、それは理想でしょう。
しかし、私はあがってとつとつと喋る人がよく好きになります(^_^)
ぼそぼそ、に近く話していても、思いを率直に伝えられる人の話は潔く、聞いていて快感で、つい、好感をもってしまいます、不思議ですよね。
 
さて。
今後へつなぐ課題もあります。
一体どういうものだか受講生の出席率が芳しくないのです(T_T)
どうしても出席できない、ということで予め連絡いただいている本当に無理だった派が大多数を占めるとは思いますが・・・。
出席者の実際のところを今回は初公開いたしましょう。
 
出席者:39名
内、修了生16名(5月生1名。6月生6名。7月生9名)
  受講生17名(8月生5名。9月生5名。10月生7名)
 
つまり、今回の会の成功は大きく修了生に、特に7月生にかかっていた、と言うべきでした。
(確かに7月生は授業出席率の最後の失速がなく1ヶ月目でおちた受講生以外はほとんどそのまま残りましたものね、皆、ここが居場所、というような充足感で結ばれていたような。
特に1分スピーチでも吉原さんのような印象に残る話も出てき、さすが、先輩と思わせましたね)(7月生の皆さん、ありがとう(T_T)(^_^)
(6月生の皆さんは10月生の授業の応援に毎週来てくださってたから疲れてたと思います・・・、こちらもありがたい話です(T_T)m(_ _)m
 
・・・いづれにせよ、満席であるかどうかは、まさに会の成否を握ります。
あのー。
上海語のHP見てくださった方はご存知でしょうが、私は上海のおばあさん達から節約家だと賞賛されたほどにケチな訳です。(日本でも年寄りが「今の若いモンは贅沢になって・・・」とこぼしますよね。それなのに、私は中国の、しかも老人から「節約家」だと(^_^)(洗濯する時の水の使い方に感心された・・・)
その私が、絶対にすべてにおいて節約する私が(ウチが東中野駅徒歩10秒なのに新宿まで歩いたこともある)、多分、都内の全話し方教室中一番グレードの高い会場を借りてスピーチ・コンテストを行う理由は。
それしかありません。
一人でも多くの方に会場にまで運んでいただきたい、と。
そのためには招待客の飲食代までもつと申し出ている訳です。
 
どうかその辺を酌まれて、合同講義当日は、何とか無理して1時間でも出席していただけたなら幸せです。
飛行機の時間に間に合わないからと1分スピーチまでで退席された受講生が10月生においででしたが、正しい考え方ですよね。
ずらせる予定なら極力ずらして奮ってのご参加をお願いしたいと思います。
(あの、、、上海語のHPは、こんな所に書いたものだから見てもらったりしたら・・・話し方教室に入る前に作ったものなので、一部、嫌味な表現があるので、恥ずかしい・・・(T_T)
ああいう表現してたら、確かに人から好かれはしない、と思えるような・・・間違いではないけどサイテーな言い方をしている部分があります)(忙しくて更新できない(T_T)
 
教室を始める時、スピーチ・コンテストみたいな大変なことはすることない、と数人(の講師の先生)から言われました。
しかし、このような場があるからこそ、入会時から3ヵ月後の自分をイメージしつつ、何かを掴もうと思える部分はあると思うのです。
普段の教室にはない緊張感。
特に出場される方々にはものすごいプレッシャーでしょうが、その分、達成感も得られる自信も大きいと思います。
コンテストに出場されない方々には1分と30秒の場しかありませんが、最近のニーズは、もしかしたら1分くらいで手短に喋れ、というもの、とも言えます。
私は、どうしても、これがなかったら「東京話し方教室」の意義が半分に減ると思っています。
 
今回で4回目。
来月でとうとう5回目ですね。
歴史を重ねる、とおっしゃった方がおいででしたが、それは、歴史でもあり、同時に、私にとってかけがえのない宝物のような気がします。
決して誰にも譲れない尊い宝物。
それは、皆さんが足を運んでくださり、その場に集い、話すことと聞くことを通じ、お互いを理解しようと努め、自然に共感の渦に引き込まれ一体化する感動の空間。
 
鈴木さんが
「ここ話し方教室で、話し方よりももっと大事なものを学んだような気がする」
と結んでくださいました。
私は、本当にこの教室を始めてよかった、と心から思っています。
その集大成であるスピーチ・コンテストが皆さんの手によって今回も成功裡に終了できたことを心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
 
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